こんにちは、Lingです。
家族４人と１匹（夫・子供２人＆わんこ）で毎日賑やかに暮らしている共稼ぎ主婦です。
前置き
これを今見られている方は既にお花に携わるお仕事をされていて独立を考えられている方でしょうか、または、お花に携わるような仕事はしたことはないけど、これからやってみたいと思っているかたでしょうか。
ここでは、主に後者の方に対して、そんな始め方もあるんだ！そんな人もいるんだ、ぐらいに何かを始める小さなきっかけの一端にでもなれば嬉しいなと思っております。あくまでも一個人の事例ですので、そこはご理解くださいね。
なぜ後者の方なのか、それは私は学生時代も社会人になってからもお花に携わるようなお仕事経験は一切なく、経験がモノをいう一般的な概念の中で、自分としても始めるのに対して非常にハードルを高く感じていただからです。そんなハードルをどう乗り越えたか、少しずつお話できればと思います。
お花に興味を持ったきっかけ
私がお花（フラワーアレンジメント）を好きになったきっかけは、高校生の頃、卒業する先輩のために学校に近くのお花屋さんで小さなブーケを作ってもらったことに始まります。特別凝った作りでは無かったですが、出来上がったブーケを見た時の「うわぁ～可愛い！！！」という、あの心が躍るようなあの感動がずっと心に残っており、将来の夢として意識するようになりました。
その後の進路は、お花繋がりで植物全般に興味を持ち、当時の私は農学部や園芸学部といった進路を目指しましたが、軒並み不合格！といったところで、両親の勧めもあり工学部に進路を変更することとなりました。
お花の教室と資格取得
工学部に進み就職もがっつりエンジニアを選んだ私でしたが、やはりお花が頭から離れず、社会人２年目に資格取得を目指して、お花の教室に入りました。
目指した資格はDAFA（フランス国立園芸協会）の資格になります。
なぜ日本の資格ではなくフランスの資格にしたか、それはお花の教室を探した際にデザインが素敵だなと思った先生のスタイルがフレンチスタイルでその教室では主にDAFA試験に対応したレッスンが行われていたからです。DAFA試験に関してはまたどこかでお話出来ればと思いますが、年に１度の試験で日本で受けることが出来ないため、レッスンは気合入れて受けた記憶があります。結果DAFA１は初年度で合格し翌年試験を受けたDAFA２は植物学の試験対策が全くできておらず、実技のみ合格の残念な結果でした。並行して資格取得以外のレッスンの他にもマリアージュコースなど一通りのレッスンを受けましたが、その後、結婚と出産でレッスンからも遠のいて数年を過ごしました。
お花屋になるのに資格取得は必要か？
個人的な意見としては、
無いよりあった方がいいけど、無くても問題は無いように考えてます。
なぜなら皆さん、お花を頼む際にフローリストの資格の有無確認しますか？資格取得の為のレッスン教室であれば別かもしれませんが、資格よりデザインを見られる方の方が多いのではないかと思います。
ただ、資格取得までの必要は無いにしろ、やはり製作する上やお花の特性など技術的なイロハは学んでおいた方が戸惑うことは少ないのかなと考えてます。好きなスタイルを作る先生など要れば積極的に学びにいくことをお勧めしますが、今時はYouTubeやSNSでもお金を掛けずにフラワーアレンジメントを学べる場が沢山あると思いますので、積極的にそういった場を活用するのも一つの方法だと思います。
他のメリットがあるとしたら資格を目指すことで周りの人に認知してもらえることは一つあると思います。周りに公言することで、親しい友人からはウェディングブーケを依頼されることが幾度となくありました。経験の一つとしてはとてもいい機会を頂いたと思ってます。
その後、年齢を重ねると友達の結婚も落ち着きウェディングブーケの依頼も少なくなっていきましたが笑
まとめ
自身としては、お花の資格取得と友達からのウェディングブーケの依頼、数回がお花屋を始めるまでの実績になります。結婚・出産など人生の大きなイベントもあり仕事の選択も考える中、本業であるエンジニアを続けるか、それこそお花屋にシフトするか色々と考えました。正直なところ、大手企業の肩書や収入、福利厚生を考えると簡単に職業を変えるに至らずその後の約１０年、お花より安定した生活を優先した生活を送ってました。
ここまでが、私の花屋を始めるまでの過程になります。
次回はスモールスタート花屋開業の流れは後日お話出来ればと思います。
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