こんにちは、Lingです。
家族4人と1匹(夫・子供2人&わんこ)で毎日賑やかに暮らしている共稼ぎ主婦です。
私が住む地域は今日は梅雨の晴れ間でとてもいいお天気です。
子供たちの歯科検診ぐらいしか予定はないので、のんびり過ごそうと思っております。
さて、前回の続き。スモールスタートでお花屋さんをスタートする流れを私の経験からお話します。
Contents
お花屋を始めるに初めにやったこと
☑会社への副業届
それはもちろん会社への副業届の提出です。
会社の業務に関連するような仕事だと審査も厳しいようですが、私の場合、全く関係の無いお花の仕事、難なく部内承認経て人事承認を得ることが出来ました。
☑個人事業主としての開業届
そうと決まれば、次は開業届。
何からしたらいいのか分かりませんでしたが、ネットで「個人事業主 開業届」とググって開業届が無料で簡単に作成できるというページから本当に簡単に作成しました。
作成終わったら次は管轄の税務署まで行き、どんなこと聞かれるのかドキドキしながらもいざ行ってみると、これまた流れ作業で事業内容なども何も聞かれることなく、ハンコをポンポンポンとものの3分程度(空いてた)で即完了。
あまりにものあっけなさにいささかポカンとしてしまったぐらいです。
そんなこんなで晴れて事業主になり、まだ何もしていなけど得意げな気持ちになり取り敢えず旦那さんと乾杯しました。そうでなくても何かにつけて乾杯してますが笑
ちなみに屋号ですが、自宅を建てた際に旦那さんの趣味が高じてプライベートのギャラリー空間を作っておりました。自分が買った絵を愛でるだけの贅沢な‥空間です。その際に愛でる空間にも名前が欲しいと思った旦那さんがギャラリーに命名しており、特に使う予定も無かった上に既に馴染みもありギャラリー名をそのまま屋号に使用しました。
仕入れ準備
☑花き卸売市場への買出人登録
大儀は整ったところで、一番重要になるお花や花器、包装材料などの材料の仕入れルートの確保です。
お花屋さんは花き卸売市場で購入することが多いと思いますが、一般的に仲卸業者さんから購入する「買出人」登録が必要です。一般のお客さんも購入できる市場も場所によってはあるようなので、興味がある方はお近くのお花屋さんなどに聞いてみてもいいかもしれません。また、量販店や大きなお花屋さんに関しては、直接、卸売業者さんからセリなどにも参加し購入できる「買受人」登録をされるようですが、登録にはそれなりの実績証明が必要のようです(セリ、一度ぐらいは経験してみたいですね)。
私は状況に応じて二か所の市場に仕入れに行っておりますが、一か所は”買出人申請書”と”登録料”に加えて”事業計画書”が求められました。もう一方の市場では事業計画書は求められなかったので、場所によるものだと思いますので、もし登録を考えていらっしゃる方は管轄の市場に問い合わせをお勧めします。
さて、事業計画書!?となる訳ですが、私は、常設店にはしておらずオーダーが入った時のみ仕入れに行くため、店舗や花用の冷蔵庫など大型投資の必要性がなく、融資の必要は有りませんでしたので、事業計画書なるものは持ち合わせてはおりませんでした。
下調べはするもののどのレベルを求められているか全く情報が無く、市場の方に聞くと「実態が分かればいい。」とのことだったので、求められるレベルはそこまで高くないかなと勝手に判断し、1日で作れるレベルの超簡易バージョンの計画書を作成しました。本当に融資を受けようと思ったら全く通らないレベルだと思います。あくまでも実態の把握と市場側からしたら知りたいであろう事業規模をメインで記載しました。個人でこじんまりとやってますをそれっぽく書いたイメージです。
書いた内容は、以下の8項目になります。あくまでも私が登録した市場でなので参考レベルでご理解ください。
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1.事業概要
■代表者名■屋号■事業所の住所■業種■開業日
2.代表者経歴
■略歴(職歴)■取得資格(お花の資格)■経験(全く関係の無い本業の業務内容から、今回お花屋を始めるきっかけを記載)
3.コンセプト
■(それっぽいフレーズ、本業の仕事内容を少し織り交ぜました)
4.事業の目的
■(3.コンセプトと絡めて自身が社会に何を提供できるのかを記載)
5.事業の内容
■(フラワーアレンジメントの販売・教室など具体的な内容を記載)
6.取り扱い商品
■(5.事業の内容に合わせて、価格帯と売上割合を記載)
7.サービスの内容
■(6.取り扱い商品に合わせて各項目別に販売形態を記載、ex.オンラインによる計画・受注製作 販売など)
8.売上計画
※初年度・次年度計画を記載
■売上高:〇〇円/月(内訳:6.取り扱い商品別に記載)
■原価率:〇〇円/月(〇〇%)
・固定費(店舗費、設備費)
・経費(花材費、包装資材費、水道・光熱費、通信費、広告宣伝費
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事業計画書の準備が出来たら、市場の方へ買出人の申請面談に事前予約し向かいました。
お花の商売に関わる実績は全く無い上に、市場だと職人気質の方が多いイメージがあったので新参者お断り!的にこんなレベルは全然だめだねっ!と一刀両断にバッサリ門前払いを食らうのかと勝手な妄想してかなりドキドキしておりましたが、実際は優しそうな女性の方に対応頂き、
登録はこれまた拍子抜けにすんなり。
ここでも特に詳しく聞かれることなく、事業計画書もサラサラと見て完了。証明書の発行までの時間は市場やセリの場を見学させて頂き新境地を開拓できたようでとても思いのほか充実した時間となりました。
広告宣伝の準備
仕入れの準備も整ったところで、先ずはお花屋をやっていることを周りの人に認知してもらわないといけないと考え、手始めに店舗用のインスタと名刺を作りました。
インスタは自身の作品を載せるため、名刺は何をやっているのかを知ってもらうためはもちろんですが、やっぱり名刺出したいじゃないですか。カッコイイ名刺出して実はこんなこともやってるんですワタシって笑。先ずは言いたい出したい、何の実績もないですけどね。そんな浅はかな気持ちですが、見た目から入るのも何かを始めるには大事だと都合よく思い込んでます。
ちなみにインスタや名刺のロゴは屋号と同じく何故か作ったギャラリーのロゴを使用しました笑。本来1からだと、きっとあれやこれや考えるところだと思うので、ここは時間的には最短でいけました。
掛かった期間
ここまでやるのに約2か月程度。
早いでしょうか遅いでしょうか。準備すること少ないでしょうか、多いでしょうか。
個人的にはどのレベルから始めるかにもよりますが、私みたく規模もリスクも小さく始めるのであれば、準備することもご覧の通り少なくないので、もっと段取り良くやることで普通に1か月ぐらいで出来てしまうのではないでしょうか。
スモールスタートは早く始められるのがやはりメリットです。
実績を作ってけばおのずと課題も見えてくるので対策もすぐに打てます。最初から完璧を求めると逆に不安が大きくなりどんどんスタートが遅くなってタイミングを逃してしまうように思います。少しずつ経験と自信を付けながら規模を大きくしてけばいい、そのように考えてます。
先ずは0→1で。
まとめ
まだまだ私も駆け出しのヨチヨチですが、一つ実績積めば10個ぐらいは簡単に課題が出てきます。
課題ばかりですが、好きな事をしていると課題に楽しく取り組めます。あんなこともこんなことも出来るんじゃないかってね。これは本業ではなかなか感じられなかった気持ちですので、好きこそものの上手なれをこの年にしてリアルに体感しました笑。
また課題に取り組んだ内容も追々お話していければと思います。
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